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透明なだけで合法に?化粧品セットアップと“適プラ”の知られざる関係

こんにちは、ラムネです。

 

最近、ずっと気になっていることがあります。
化粧品売り場から、あの"クリアケース"が少なくなった気がするのです。
クリアケースとはプラスチック(PETやPP)でできている透明な箱状の容器で化粧品用の容器としても良く使われていましたが、最近あまり見ないような気がしていました。

 

展示会でお話した企業様から聞いたところ、
どうやらコロナ禍の影響や「脱プラ」「SDGs」などの流れで
PETやPPといったクリアケースの使用が一時期激減したのだとか。

 

確かに、環境への配慮はとても大事です。
でも、「だからプラスチックは使わない」が本当に最適解なのでしょうか?

 

 

この記事では、私ラムネがそんな違和感を感じたきっかけや、
化粧品パッケージにおける透明素材の役割、
そして「脱プラ」に代わる新しい考え方として
“適プラ”という提案をしてみたいと思います。

 

 


 

✅この記事でわかること

  • 化粧品セット販売で気をつけたい包装ルール
  • クリアケース(透明パッケージ)の意外な実力
  • 「脱プラ」だけでない、賢い資材選びの考え方

 


 

🧴お店でシャンプーとコンディショナーを箱に入れると薬機法違反?

 

ある日、展示会でPET・PPを使って包装材料を製造する企業の方と名刺を交換。
後日、お話を伺っておりました。その中で最近クリアケースが減った背景などを伺っていました。


どうやら、コロナ禍での市場の縮小や、脱プラ・SDGsの流れで、透明パッケージの採用が減ってきているとのことでした。

 

そういった色々な話題で盛り上がっていたところ

ふと、あることが気にかかりました。

 

中身が見えない箱に化粧品をセット組するのは許可がいるが、
透明な袋や箱にアソートしてリボンを縛るなどなら許可が要らないのでは?

諸々調べてみた結果、答えは YES です。

 

 

化粧品は、法定表示が消費者から容易に確認できる状態でなければならないと薬機法で定められています。

 

  • 法定表示が隠れる
  • → 店頭では確認できない
  • → 法定表示を箱に記載しなければならない
  • → 外から見えない包装をして、上から法定表記を貼り付けるなどの行為
  • → その行為は製造に該当 → 製造業許可が必要
  •  

というわけですが、この化粧品に表示を行う製造行為を行わない装飾等であれば

製造業許可はいらないということになります。

 


✅解決策:透明なケースを使う

そこで役立つのが、中身が見える透明ケース。たとえばPETやPP製のクリアケースなら、

  • 一般的に法定表記は商品の裏側や底側にある
  • 透明なパッケージ越しに表示が確認できる
  • そのため、ケースには法定表記を書く必要がありません

この状態であれば、製造行為に該当せず、許可がなくてもセットアップ可能となる場合が多いのです。

 


💡表面デザインは自由自在

 透明クリアケースなどを使えば「透明ケースだと味気ない」という声もあるかもしれませんが、

  • 正面にPOPシールを貼る
  • 台紙を内側の表側に挟み込む
  • 限定のキャンペーンでステッカーを差し替える

中身は同じ・包装も同じ・表現だけを変えることができるのは、在庫管理にも販促にもとても優れた特性です。

たとえば、

シャンプー&トリートメントのセットを

  • ドラッグストア用にはA案POP
  • ECサイト向けにはB案ステッカー

といった使い回しも容易です。


🌱脱プラ一辺倒では、かえってもったいない

確かに、環境負荷の高いプラスチックを減らそうという姿勢は素晴らしいです。 でも、それが行き過ぎて「とにかく紙にすればいい」という思考停止になっていないでしょうか?

紙素材は確かにエコに見えますが、包装を紙資材で作ってみると

  • 小ロットのたびに都度制作
  • 資材を作るエネルギー負荷
  • 製造業許可を持った企業でのセットアップ作業が必要

といった側面もあります。

そこにきて、クリアケースのような素材を うまく活用できれば

  • 製造許可の問題をクリア
  • 資材の使い回しでロス削減
  • デザインの柔軟性を確保

実務×サステナビリティの両立が実現できるのでは?と感じました。


💬「脱プラ」ではなく・・・・

ここでひとつ、言葉を提案させてください。

「脱プラ」ではなく、「適プラ」へ。

プラスチックをやめることが目的ではなく、その先の本質的な目的を考えることが大事。

  • 必要以上に使わない
  • 使うなら使い回しやすい設計にする
  • 規制との整合性を踏まえた使い方をする

これが、「適プラ(適切なプラスチック利用)」という考え方だと思います。


📦こんなときに適プラが活きる!

シーン 適プラの効果
化粧品とお菓子のセット販売 許可不要で販売可能、販促の自由度アップ
店舗別プロモーション展開 POPだけ変更して共通資材活用、在庫最小化
季節イベントやギフト展開 クリアケース+台紙で簡単に差し替え対応

📝まとめ:プラをやめるか、うまく使うか

  • プラスチックは万能ではない
  • 正しく使えば「脱プラ」以上に環境負荷が少ない場面もある
  • 法規制とデザインの両立も可能

「捨てない・無駄にしない・賢く使う」 そんな"適プラ"の発想、あなたの商品づくりに取り入れてみませんか?


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